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なんでこんなに長引くの?フランス国鉄スト

正確にはこれをイベントとは呼べないけれどお許しを。

フランス国鉄(SNCF)ストライキが、二週間目に突入した。

高校生達のバカロレア受験とも重なり、非難轟々。

ストのせいで会場に遅れる受験生が出たり、一部時間をずらして実施された哲学の試験では、試験問題がインターネットに流れてカンニングが行われたりと、大混乱を起こしている。

ストライキ中のフランス国鉄職員にも、高校生のお子さんがいる方はおられるだろうに、何故にしてここまで頑張るの?

そんな疑問を持つのは、私だけではないと思います。

経営不振のフランス国鉄は2007年のサルコジ政権時代に、赤字軽減策で分割されました。

それが今回組合側が再統一を求めている
◦運行業務のSNCF
◦鉄道メンテナンス業務のRFF

です。

つい最近も、
SNCFの購入した新車両が、RFFの保持する線路の幅に合わない!というお粗末な出来事がありましたが、こう言った失策は新たな赤字となります。

直接その被害を被るのは職員の労働条件や報酬なので、スト期間分の給与が差し引かれるのは覚悟の上で、自分達の要求を通すべく頑張るのは理解出来ます。

でも無視出来ないのが、フランス国鉄が国営企業という事。

ストの影響で業務に支障が生じて、下手すると職を失って収入源を断たれる可能性もある民営企業人にとっては、その点で安泰な公務員の国鉄職員がストライキの形を取る事を納得出来る筈ありません。
組合員がそれを承知でストを決行するには、余程の理由があるのでしょう。

ここに絡んで来るのが、フランスの複雑な組合事情です。

組合国家のフランスには、政治的思想からなる国レベルの巨大な組合がいくつもあって、業種や職種からなる組合と平行して、各企業の組合活動に参加しています。

そしてこれらの巨大組合の総選挙が間もなく始まるのです。
再選を目指す現代表達は、この機会に自分達の政治的見解に基づいた組織力の成果を、躍起になって残そうとしている訳です。
要するに、権力争いの手段なのですね。

この様に面倒な事情が重なり合った今回の国鉄ストライキではありますが、一般人の私の気持ちは、
なんでもいいから早く終わって
それだけ。


p.s. ここまで読んで下さった皆様、完読ありがとうございました。
フランスのストライキ攻撃は強烈だけど、これが最後ではありません。
共に耐え忍びましょう!

p.s.2 と思ったら、航空管制官のストライキ予告。
バカンス時期に迷惑だな~って、管制官も公務員じゃないか?
やれやれ...


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COMMENT

それは不便!!!
高校生も不便でしょうけど、我が家は車を持たず電車を足として使っているので、想像するだけでも、困る〜〜〜〜!!!
だけど、フランスってストライキ好きよね。(ってか、権力争い?)
我が家もエールフランス使っていた時代に航空管制官のストライキに当たってしまい、シャルルドゴールから地下鉄を使い、高速国際列車に乗ったことがあったわ。
今でも思い出すのが、その地下鉄に乗る時、スーツケースをたくさん持った女性(英語もフランス語も話せない南アジア系)が荷物を地下鉄に乗せている途中でドアが閉まり!彼女はホームに取り残され!!!
私達の小さなグループは彼女の荷物を国際列車の乗換駅に預けてきたんだけど...
彼女は目的地に辿り着けたかな?ちゃんと荷物、手元に戻ったかな?と、たまに思い出すの。
まるで全財産が入っているような感じだったんだもの。
考えてみると、日本ではストライキってホントに聞かなくなった。
公務員のストは法律で禁止されてるけど、私が子供の頃はバスや電車のストもあったのに。

| 愛されている妻 | 2014/06/19 14:33 | URL |

v-235 妻さま、
知らなかったわ、日本の法律が公務員のストを禁じているの…。
でも本当に、日本でストって聞かないわよね。
その点フランスでは余りにも頻繁で、慣れなきゃ仕方ないって感じ。
私も本当に我慢強くなったものだわ(笑)。

荷物を電車に持って行かれた女性のその後、とても気になるところだけど、
ただ一つ確信持って言えるのは、それが最後のフランス旅行になっただろうなって事かしら。

| pcommeparis | 2014/06/24 21:34 | URL |















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