パリで暮らそう ! パリジェンヌへの道

パリ在住28年、国際結婚・ハーフの子育て・パートタイムのお仕事に奮闘中の管理人。パリジェンヌへの道は果てしない。

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400年前にタイムスリップ

最初に寄港した島には、
29箇所ものカトリック教会が在る。

巡礼手帳を手にして歩く私達は、
まるで
サン ジャック ド コンポステル
を歩いている気分。




どこから見ても民家な教会もある。

これは一般道から見る角度からだと全く教会に見えなくて、
周辺を探し回りました。
近くの小学校の体育の先生に助けを求めて、
やっとやっと行けたのでした。


今から約400年前に徳川幕府が出した
キリスト教禁教令
迫害されたカトリック信者は
この中通島にも隠れ、
潜伏キリシタンになった。

そして追われた信者達が4ヶ月間
隠れた暮らした洞窟には、

ロザリオを掛けて祈った跡が残る。
彼らは全員捕らわれ処刑された。

キリシタンの迫害は、
遠藤周作の沈黙が原作になった
マーティン スコセッシの映画
サイレンスで観た通り。

歴史的事実の中の潜伏キリシタンは、
独自の形でカトリックを継承した。
その末裔であるカクレキリシタンは、
現在もこの地に実在する。

日本語化したラテン語の祈りを唱え、
着物を着てミサをする。

私達をこのキリシタン洞窟
連れて行ってくれた船の船長は、
この旅で偶然巡り会った
カクレキリシタン
司祭だったという訳。

前司祭の一人娘と結婚した彼は、
隣の小値賀島出身。
異教徒出身の彼だったけれど、
義父の後を継いで司祭になった。

しかし本来司祭は世襲制なので、
彼等の長男が前司教である祖父と
養子縁組をして名を継ぎ、
次期司祭に決まっている。

現司祭の代になり、
それまで密かに式辞を行ってきた
中通島のカクレキリシタンは、
少しずつ隠れるのを止めた。

反発もあるようだが
異教徒出身の彼にしてみれば、
カクレキリシタンの存在は
世界中に知らせるべき価値がある
と言う考えらしい。

ここに江戸時代の人々が
命を掛けて守り抜いてきた信仰がある。

それは凄い事だ。



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